shampoo

2007.07.31 Tuesday

0
    それは小学四年生の時。

    「使ってるシャンプー何?」
    て聞かれた。

    僕はその頃、生協の石けんシャンプーを使っていた。
    頭皮には良い、て聞くけど、匂いもないし、僕は嫌いだった。

    だから聞かれた時、咄嗟に嘘をついた。

    「あれ、使ってる。ほら、チャン、リン、シャンてやつ!」
    「あ、私も一緒☆どっちの方?」
    「え?」
    「私、ピンクの方」
    「…あ、僕も(←知ったかぶり)」

    帰って、ソッコー母親にねだった。
    だけど、買ってもらえなかった。
    その日、頭皮から血が出るんじゃないか、てくらい力を込めて洗った。
    洗わずにはいられなかった。。。

    贈り物

    2007.07.30 Monday

    0
      暑い!
      倒れそう!
      実際、倒れる病気もある。
      脱水症に、熱中症...
      こんな時は涼しくなりたい!
      そんな時にはこれ☆

      ‘何か言いたくて…夏2007’

      「ね、チュウしよう?...
       ねっ、ちゅうしよう?...
       ねっちゅうしょう?...
       熱中症!」

      どうだい?そうかい、悪寒が走ったかい。
      私からのささやかな夏の贈り物ですたい!

      監督

      2007.07.29 Sunday

      0
        小学生の時、野球部でした。
        その監督はパンチパーマの超強面でした...
        一見‘ヤ○ザ!?’てくらい。

        ある日、僕は監督の車に乗って試合会場に向かっていました。
        監督は道に迷ってしまい、近くを通る少年に道を尋ねました。

        「お〜い、ちょっと聞くんだけどなぁ…」
        窓を開けて道を尋ねようとした瞬間、少年は足早に逃げていきました。
        監督の顔を見るなり、逃げていきました。
        ...沈黙が流れました。

        でも、本当は
        僕ら弱小チームが一勝した時には涙し、
        ボール拾いは選手・補欠関係なく全員にやらせ、
        相手チームを野次る事を絶対にさせなかった、
        心優しい監督です。

        改造

        2007.07.28 Saturday

        0
          最近は見ないなぁ。
          改造自転車。

          派手にデコレーションして、
          ラッパをパフパフ鳴らして。

          幼少期、憧れてたけど、そんなお金ないし。
          だから段ボールで代用してた。

          大きい段ボールを自転車にすっぽり被せて。
          そしたらタイヤで段ボールが擦れて、Goodな塩梅で音が鳴るのよ。

          ‘ブ〜ン!’

          そう、バイクの音がするのよ!
          乗り回したよ。
          憧れのデコチャリよ。

          翌日、急いで学校から帰ると、早速自転車に向かったよ。

          「…」

          そしたら、捨てられてたよ。
          段ボールが。
          誰かが捨てたんだろうね。
          うるさかったんだろうね。
          悔しくて、泣きながらペダルをこいだよ。

          「ブーン!」

          自分で声出してたよ。

          寮母

          2007.07.27 Friday

          0
            昔、住んでた寮の近くを通る事がありました。
            久しぶりに見る、寮...
            でもそこは小さな診療所になってました。

            ふと寮母を思い出しました。
            一週間に一度、掃除をしに寮に来てました。
            時々、家にお邪魔し、食事を御馳走になったりしました。
            数年前に旦那を亡くし、一人で寂しいと言ってました。

            旦那の話をよくしてました。
            同じ事を何度も言って、
            中々帰るタイミングを与えてくれませんでした。
            僕の事を‘いい人’だと言ってもくれました。

            でも寮母、僕めっちゃ悪い人間でっせ。
            隣の音楽がうるさいと、壁じゃなくて、ドア蹴ってましたよ。
            先輩の挨拶を堂々と無視してましたよ。
            寮の備品を勝手に拝借してましたよ。。。

            寮を出る時、
            「いつでも遊びに来てね」と言ってました。
            「はい」
            と言ったきり、一度も行くことはありませんでした。

            おかあさん、お元気ですか?
            僕は、元気です。

            テル2

            2007.07.26 Thursday

            0
              高校の文化祭。
              僕のクラスは定番のプラネタリウム。
              僕の担当は、プラネタリウムの看板作り。
              主任は友人のテル。
              「で、どうする?」と僕。
              「人間を作りたい」とテル。
              聞くと番人的なモノを二体作りたい、との事。
              「で、どうやって?」と僕。
              「コンクリートで」とテル。

              早速先生に打診。
              「先生、コンクリートで人間を…」

              無理だった。
              でも、パッションテルは諦めてなかった。
              「で?」と僕。
              「紙粘土で」とテル。
              広告紙と糊を混ぜてお手製紙粘土で制作開始。
              予算がないものだから、必然的に紙の比重が大きくなる。
              時間がないものだから、必然的に粗くなる。
              誰かさん(←おそらく僕)が全然手伝わないから、
              必然的にテルの負担が重くなる...

              文化祭当日。
              テルの力作は、開始数分で、ものの見事に倒れていた。
              プラネタリウムに来たお客さんは、ものの見事に避けていた。
              昼間なのに、流れ星を見た気がした。
              それはテルの涙だった。。。(←過剰表現)

              Baby

              2007.07.25 Wednesday

              0
                19歳の春…学校からの帰り道で、
                女の子と大喧嘩して帰った事があります。

                男「絶対、嘘や!」
                女「ホントだって」
                男「知らんわけないやん!」
                女「だってホントに知らないんだもん!」
                男「そうやって、可愛こぶっても全然可愛くないから」
                女「別に可愛こぶってないし」
                男「なんで嘘つくん!?」
                女「嘘とかついてないし」
                男「てゆーかめちゃめちゃ腹立ってきたんやけど」
                女「私もむかつくんやけど」
                男「しらばっくれても顔に出てるよ」
                女「はぁ〜!?何言っとん?」

                そういう言い争いが延々続きました。
                結局、バイバイもなしにその子とはそれ以後話さなくなりました。

                それは、‘赤ちゃんはどうやったら生まれるのか?’という内容。

                知識として知っとかなヤバい常識でしょうが!
                19歳にもなってそんな事言ってたら危ないでしょうが!
                むかつくWoman ランキング1位や!

                なんて思ってましたけど。。。
                …今思い出すと、からかわれてたのかな、て思います。
                その頃、僕よりずっと大人っぽかった女性ですもの。

                今頃は、素敵なママになってるのかもしれないな…

                Nやん

                2007.07.24 Tuesday

                0
                  まだ携帯を持ってなかった時代、
                  友人宅へ電話する際、
                  「もしもしM君のお宅ですか?ドリアン助川ですけど、
                   M君いらっしゃいますか?」
                  「は、はい!...M、ドリアン助川さんから電話」
                  受け取ったM君(以下『Nやん』)のお母様の狼狽ぶりが
                  受話器越しに聞こえてきました。

                  Nやん「あ、もしもし、末武やろ?え〜訴える!」

                  とかね。

                  メールが全然普及してなかった時代、
                  夏休み前に、年賀状をNやん宅へ送りつけました。
                  Nやん曰く、母親の狼狽ぶりが凄かったみたいです。
                  「M!年賀状来ちょんでぇ〜!」
                  それはジョンBチョッパー(ウルフルズ)の写真を貼付して

                  ‘明けましておめでとう!ミッシェルガンエレファントです’

                  てな内容のもの。ちなみにNやんはミッシェルのファンでした。
                  Nやん「え〜末武、いつか殺す!」

                  あの時代、腹抱えて笑う事がいっぱいありました。
                  また久しぶりにNやんに仕掛けようかなぁ。

                  追手

                  2007.07.23 Monday

                  0
                    「切っても切っても切れないモノって、な〜んだ?」
                    「水?」
                    「ブー!」
                    「空気?」
                    「ブー!」
                    「え、何?」

                    「君と僕の事さ」
                    「…キモチ悪っ!」
                     追っても追っても、追えないくらい早足で逃げられました。

                    「待ってぇ〜!」
                    「助けてぇ〜!煮ても焼いても食えない男が追っかけてくるぅ〜!」

                    energy

                    2007.07.22 Sunday

                    0
                      メンバー揃ってミーティング。

                      テーブル囲んで座談会。
                      出てくる料理に手を付ける。

                      旨い料理に、箸がすすみ、
                      上手い話に、食指が動く。

                      尽きない話に、時間を忘れ、
                      「もう一杯!」と、グラスを上げる。

                      夢や希望を熱く語れる間柄。
                      下ネタを笑って語れる間柄。
                      そしてまた、それを許せる間柄。

                      ‘大いに笑う’

                      それが、明日へのエネルギー。